2010年06月08日

北設楽の山へ・・・丸太小屋づくり〖6月〗

日曜日、晴天の中、北設楽に行ってきました。

丸太小屋づくりの二回目・・・、今日は丸太を組み上げる作業からです。

この日も地域の方々がたくさん出迎えてくれました、
あと数回かけてログハウスを造っていきます。

 
 
朝のあいさつ・・・事故のないように・・・、との話を聞きます。

山に実際に入り木々の伐採をします、慣れない私たちは細心の注意を
しなくてはいけません。一本の木にも命があることを忘れずありがたい
気持ちで山に向き合いたいと思います。

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伐採した木をレッカーで運びます。

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切り出した木をふもとまでみんなで協力しておろします。

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運んだ木の皮をむき。ログハウスを造っていきます、
曲がった木を組み合わせるのは至難の業・・・、地域の方に教わり
不慣れながら墨をうっていきます。

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ログハウスを建てている敷地の隅に咲いていた花。
〖どうだんつつじ〗かな、かわいい花が下向きに控えめに咲いていました。

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皮のむけた木をレッカーで吊り上げてログハウスの上におろします、
オペレーターも地域の方・・・、慣れていらっしゃる。

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会場の端にある廃校になった学校。
中に入ると懐かしいにおいがしました、この建物、このまま朽ち果てるのを
見ているのはもったいないなあ・・・、まだ子供たちの声が聞こえるようです。

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ログハウスを造っている横で地域の皆さんが別の小屋を建て始めました。

雨宿り用の小屋だそうです。当然ながら設計図も基礎工事もないまま
丸太を地面に掘った穴に埋め込みます。この先丸太を組んで屋根を
かけるのだそう・・・。

目からうろこ・・・、第二段、すばらしい!!

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今日はここまで・・・。
丸太が組まれました、屋根まで出来上がる日を楽しみに設楽の山を
あとにします。また来月、よろしくお願いします。

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地域の皆さん・・・、いろいろなお気づかいをありがとうございました。
写真をとるのを忘れましたが、大きなやかんの麦茶、美味しかったです。

 
 
 
チーム風の皆さんへ・・・。

このすばらしい取り組みの一環で、

7月31日(土)・8月1日(日)の二日間、
奥三河食彩フェスタしたらが開催されます。

私たちの目指す、北設楽の山々を体感できるチャンスです。
夏休みの家族の楽しみに予定を立ててみたらどうでしょう?
この山に行ってみるだけでも価値があります!!

スタッフとしての参加も受付していきます。
二日間、スタッフとして参加が可能な方は、担当の竹内さんの計らいで
今、建てているログハウスの見本のログハウスに宿泊が可能になるかも…。

詳しい内容は鹿嶌までお問い合わせください。

投稿者 家工房 : 11:24 | コメント (2)


 
 

2010年05月03日

北設楽の山へ・・・丸太小屋づくり

新聞で偶然見つけた小さな記事。

設楽の山で地域の方々と一緒に木を伐採してログハウスを造ろう、というものでした。

さっそく担当の竹内さんにお電話して参加の申し込み・・・、
その時に私たちの活動や山に対しての想いも聞いていただきました。

北設楽の山に対してはこれまで特別な思いで、伐採木の回収などを行ってきましたが
地域の方に直接想いを聞いていただいたのは初めてだったので、山との距離が
おおきく縮まったように思いました。
 
 
 
 
5月2日日曜日・・・、晴天。

早朝6時30分、自宅を出発、北設楽の山を目指します。
段戸山牧場から少し入ったところにその場所はありました。

地域の方々が集合場所で出迎えてくれました。

ほどなく参加のメンバーさんが集まったので開会のあいさつを区長さんから・・・。

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集合場所から歩いて5分ほどの山へ移動し実際に木の伐採をしました。

まずは地域の方のデモストレーション・・・。

 
 
たおす木にロープをくくりつけ、倒れる側に引っ張る準備をします。
一緒に邪魔になるところの枝うちをします。
 
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倒れる方の切り口をV型にきります。
まっすぐに一回、斜めに一回、頂点を見えないところで合わせるのは経験がないと
無理です、私たちはこの日までに他で練習しましたが、なかなかできません。

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切った後のV字の切り口が見えます。

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倒れていく反対側(V字の切り口歩反対側)に切り込みを入れ、楔を打ちます。

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楔を入れた後さらに切り込みを深くし、ロープを引っ張ると木は倒れはじめます。

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こんなに至近距離で伐採を見たのは初めて・・・、倒れた瞬間は地響きがしました。

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伐採の見学をさせていただいた後、集合場所に戻りログハウスの建築にうつります、
メンバーの半数は山に残り伐採木の搬出をし、トラックに積み込みます。
 
 
 
基礎の工事。
図面無し、完成予想図無しの建築、目からうろこの工事です。

図面や法規に縛られた建築にはない、みんなで協力して一つのものを造るという
連帯感はこんな昔ながらの方法でないと生まれないのかもしれません。

ワクワク!!

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途中の休憩時間。
川の畔(あぜ)を散歩しました、つくしやわらびがたくさん生えていました。

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ほどなく山から切り出した丸太が建築現場に届けられ・・・

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丸太の皮むき・・・

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小さな子供たちも参加して、家の部材を作り上げるのです。
本来の建築にはあり得ない光景ですが、材料と造り手のこの距離感こそ
家に対しての愛着を生む唯一の方法なのかもしれません。

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またしても、目からうろこ・・・。

さっき切った杉の木の皮をむいただけの状態で建材として使います。
もちろん水分は残ったまま・・・、これでいいのだそうです。

楽しい!!!!

大人が20人以上かかって皮のむけた丸太を基礎の上まで運びます。

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運び込んだ後、墨つけをし、高さを調整・・・、基礎にはめ込む部分を造ります。

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ようやく土台になる部分が一か所完成したところで時間になりました。
 
 
 
3時半・・・、今日の作業はここまで。

地域の皆さんとの交流会です、自己紹介をしながら、地域の方々がこしらえてくれた
山菜汁をいただきました。

我が家の娘は3杯御馳走になりました、本当に美味しかった!!

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北設楽沖駒地域づくり会議の皆さん、
いろいろな御苦労の中、このような機会をつくっていただいたこと・・・、
心より感謝申し上げます、ほんとうにありがとうございました。

北設楽の山に、こんなにも近づけたことは、ほんとうに有意義でした。
これからの機会のなかで、山とも皆さんとももっと近い距離でいろいろな
お話がしていけたらと思います。

当たり前の自然があるがままにある環境を守っていく、私たちにできることを
もっと考え実行に移していきたいと思います。

次回お会いできる日を楽しみに・・・。
 
 
 
 
チーム風の皆さん・・・。

このすばらしい取り組みの一環で、

7月31日(土)・8月1日(日)の二日間、奥三河食彩フェスタが開催されます。
私たちの目指す、北設楽の山々を体感できるチャンスです。

このページで追って詳しい紹介をしていきます。
夏休みの御家族の楽しみにぜひ、ご予定ください。

スタッフとしての参加も受付していきます、詳細は鹿嶌まで・・・。


投稿者 家工房 : 20:07 | コメント (2)


 
 

2010年03月23日

3年目の森

待ちに待った北設楽の森の持ち主さんから『伐採が終わった』との連絡がありました。

昨年の台風の影響で半年ほど予定より遅れての伐採だったそうです。
 
 
 
この森は、建築資材を作り出すため数十年前に杉が植林された人口の森です、
当時は海外から材木を輸入するなどといったことはなく、この地方の杉やヒノキは
林業という形で山里の方々の暮らしを支えていました。
しかし現在、安価な外材(輸入した材木)が流通の主となり、国産の材木は
つくっても商品にならないという状態になっています。

金銭価値が無くなり、出荷することができない・・・、
伐採して大切に育てても売れない・・・、

そんな事情から、次第に、森に手を入れ木々を育てる林業家の方々が減っていきました。
結果として森は杉の木が密集し、地面に陽がささず鬱蒼(うっそう)とした森になりました。

森は本来、落葉樹と針葉樹が程良いバランスで生育し、落ち葉がくさり腐葉土となり、
太陽の光をを森全体に差し込ませ栄養を蓄え、針葉樹を大きく育てていました。

ところが『売る』目的で、落葉樹を伐採し、針葉樹のみを育てたため、手入れをやめた森は
太陽の光さえささない死の森へと変化しつつあるのです。

死んだ森は水を蓄える肥沃な大地でなくなり、ときに土砂崩れを起こし崩壊していきます、
崩壊すると栄養を大量に含んだ清水が川に流れなくなり、やがては海をも死に導くのです。

私たちは海に囲まれた海産物の豊富な土地に住んでいます、しかし、山の崩壊が進めば、
山の方々の生活だけでなく、海に住む私たちの生活も同じように脅かされるのだということを
私たちはもっと早く気が付くべきだったでしょう。

今私たちの生活を・・・、地球そのものをを守るためには、CO2削減もそうですが、
本当は、山を守ること・・・、これを優先させるべきではないかと心から思うのです。
 
 
 
私は3年前からこのことを念頭に、山の持ち主さんと少しでも近くで森に触れていたいと
伐採し不要になってゴミになる木々をいただく取り組みをしています。
 
  
 
今回、この取り組みを、家工房を通じてご理解いただける方と一緒に進めるべく
森に行ってきました。
 
 
 
森は伐採が終わり、すがすがしく光が差し込んですっかり明るく変わっていました。
 
森に入り伐採された杉を下に降ろす作業中です、斜面には大量の杉が横たわっています。
 
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山から下りてきた木々をトラックに積み込むところです。

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伐採によりでた枝の片づけをしています。

すっかり片づいた地面から、杉の小さな芽が出ているのを見つけました。
この芽にも太陽が当たり、いずれ大きく成長していくでしょう。

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木々の収集にご参加くださいました皆様、本当にお疲れさまでした。
 
 
 
この活動を、『チーム 風』を立ち上げ広くたくさんの方々に知っていただく為、
末長く行ってまいりたいと思います。

ご参加くださいました皆様、今回はご参加いただけなかった皆様・・・、
次回またこの設楽の山で一緒に一日を過ごしましょう。
 
 
 
目標は日本中の山々を元気にすることです・・・。

投稿者 家工房 : 20:11 | コメント (0)