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2011年10月05日

姫路城大天守保存修理工事

私が生まれた年、昭和39年に完了した姫路城の『昭和の大修理』、
半世紀が過ぎた現在、2015年完成予定の保存修理工事が行われています。

何かの縁があるわけではないのですが、生まれた年に大規模な修復が、
さらに50歳の節目に保護する修復が行われるという偶然に親近感がわき、
御紹介をしたいと思い記事を書いています。

 
 
 
国宝でもある世界文化遺産の指定を受けている兵庫県の姫路城、
別名白鷺城とも呼ばれるこのお城は1346年、約660年前に築城されました。

国宝四城の一つで現代では時代劇などのロケに使われることもあります。
(『大奥』などはそうだと思いますが・・・)

現在、このお城の天守閣の大規模な修理が行われています、
漆喰壁の塗り直しや瓦の吹き直しを中心に痛みや汚れの修繕をするようです。
修繕に伴い、普段は見られないない構造体の内部が公開されました。
そこには私たちが目指す、【100年以上使い続ける事のできる家】の基本が
すべて凝縮され息づいていました。
 
  
 
内側の修復の為に取り外された壁の内部です。

姫路城土壁.jpg

660年の時を経て今現在もなおこまい状に組まれた木は腐っていません、
組まれた時のまま強度を保っています。
その当時使われた道具がその横に掲示されています。
 
 
 
屋根のかわらが外された土葺き部分です。

姫路城屋根.jpg

この土も骨組みも同じように当時のままでした。
100年どころか600年を超えても日本の建築物は健在である、
たいへん重要なしかも私にとっては大きな後ろ盾となる事実です。

 
 
 
今【家工房】が皆様にご提供させていただいている家は、規模こそ違えど
この建築方法や使う材料、建築そのものの考え方などを受け継いでいます。

皆様に100年住み続ける事が出来ると自信をもってお話しするのは、
このように数百年建ちつづける建築物がそのままの形で残されているからです。

 
 
現在、姫路城は外気や天気に左右されない工事ができるよう巨大な建物で
覆い尽くされています。
この建物の内部、地上7階8階部分からこの修繕の模様を見学出来るのです。

姫路城.jpg

 
 
 
公開は2011年の3月から2014年の春ごろまで、入場料がかかります。

めったに見られない築660年の建物の構造材、とても高い技術でこのような
建物を支える職人さん方の匠の技、なによりお城を見降ろす場所からの見学は
この機会にしかできない貴重な体験になると思います。

 
 
行楽の秋になりました、少し遠いですが足をのばしてみませんか?


投稿者 家工房 : 2011年10月05日 15:44


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