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2011年03月27日

こんなことがありました

東北の大震災から二週間がたちました。

先週から中部地方でも影響がでており住宅設備、断熱材、合板などが
全く流通しない状態になっています。

どれだけ建てればきちんと被災者の皆さんにいきわたるのか、
見当がつかない状態で仮設住宅の建築が始まっているからです。

非常に広い範囲で災害が起きたこと、
想定外の強さの地震が起きたこと、
原発の影響で地元に居られないような状態になっていること・・・、
などが起因して今のような現状になっているのです。

『仮設住宅の建築が最優先』、これは当たり前のことです。

でも私たちは、今、目の前にあるこの現場を安全かつ無事にお客様へと
お引き渡しをしなくてはいけません。
緊急事態とわかっていても現場をうまく正常に動かせる術がなく
ただただお客様にお詫びをするしかありません。
 
 
 

そんな中、現場でこんなことがありました。
 
 
 
関係の職人さんから、『ひょっとしたらあるかもしれないから探してみた』
・・・と連絡をもらったのです。
どこからも流通がとまり、それが無ければお引き渡しができない設備でした。
結果として、一つあったそうなのですがうまく使えるものではなく
手に入れることはできませんでしたが・・・。

今回の事で、一人一人の職人さんたちがどのくらい現場のことを大切に考え
日々仕事をしてくださっているか、再確認したのです。

手には入らなかったけど、こうやって動いてくれていることが私にとって
ほんとうにありがたい事でした。

関係業者の皆さんが力や知恵をもちあい完成するのが家です。
自分の関係していることではないからといって他人事ではなく、
いい家をお施主様にお渡しできるよう、それぞれが力を尽くしてくれています。

これからも『家工房』に関係する職人さんたちはきっとこんな風に現場を
とらえてくれるんだろう・・・、と心から嬉しくなった出来事でした。
 
 
 
この現場のお引き渡しは4月の半ばです。

もしそれまでにこの足りない設備が入荷しなければどうするか・・・、
みんなで知恵を出し合いお客様にご迷惑をおかけしない状態をつくりたい、
そう思っています。

お客さまからも『こんなときだから・・・』とあたたかいお言葉もいただいています。
 
 
 
 
このページは現場レポートを紹介するページですが、
人と人とのありがたいつながりの中でおこったこの日の出来事を
どうしても紹介したかったので主題とは違いますが現場レポートと
させていただきました。

人の力は建築現場の非常事態を乗り越えることさえ可能にする・・・、
いいお施主様、いい仲間に巡り合えて本当に良かった・・・、そう思いました。
 
 
 
 
今しばらく混乱は続くと思われますが、なんとかいい状態で御引き渡しを・・・。

みんなの願いです。

投稿者 家工房 : 2011年03月27日 14:00


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