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2009年10月10日

化学物質をめぐり住宅業界が変わりつつあります

10月1日の新聞の記事です。

これまでないがしろにされてきた、シックハウス症候群や化学物質過敏症に対する症例を
認め、健康被害に対し業者に賠償責任があるという内容の判決がくだされました。
せっかく手に入れた終の棲家での恐ろしい現実をただ黙って受け入れるのでなく、本当の
意味での安らぎの空間を手に入れる為の一歩を新たに踏み出すことができる、画期的な
判決です。

同時にこれまで、『家』を住む人の大切な生活の場と考えず、ただの商品として世に出して
きた建築業者には、もう一度『家』とは何か、考えてもらうきっかけになればよいと思います。

    新築マンションの部屋でシックハウス症候群にかかったとして、購入した女性が
    販売者の「ダイア建設」(東京都新宿区、民事再生計画確定)を相手に購入費や
    慰謝料など約8800万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁(酒井良介裁判官)
    は1日、同社に約3700万円の賠償責任があると認定した。原告側によると、
    シックハウスによる健康被害を認めた初めての判決。

 
    問題のマンションは横浜市鶴見区にあり、別の会社が施工してダイア建設が販売
    した。判決はまず、マンション販売者について「施工者と同等の注意義務があり、
    生命、身体の安全を確保する責任がある」と述べた。そのうえで(1)施工者に国の
    定めた基準に適合する建材を使用させなかった(2)不適合建材を使用していること
    やリスクを説明しなかった(3)完成後も適切な措置を取らなかった点を過失と認定。
    特に説明が無かった点を「あまりにもずさん」と批判した。

    症状との因果関係については、「元々アレルギーはあるが入居前までシックハウス
    症候群のような症状がなかった」と指摘。医師の診断を踏まえ、建材から放散された
    ホルムアルデヒドから頭痛、疲労などのシックハウス症候群を発症し、さらに極めて
    微量かつ多様な化学物質に反応し、眼球の動きなどに異常をきたす化学物質過敏
    症に移行したと認めた。

    国民生活センターによると、シックハウスに関する相談件数は07年437件、
    08年365件。NPO法人「シックハウスを考える会」(大阪府四條畷市)によると、
    同種の訴訟は全国で数十件起きているという。【伊藤一郎】

      【ことば】シックハウス症候群

      住宅の建材に含まれる揮発性有機化合物を吸うことで、せき、目の痛みのほか
      頭痛や倦怠(けんたい)感、呼吸困難などを発症する健康被害。合板、ビニール
      クロスなどに使われている化学物質のホルムアルデヒドや、塗装剤、溶剤などに
      使われるトルエンなどが原因とみられている。
      学校での被害を「シックスクール」、オフィスビルなどでの被害を「シックビル」と
      呼ぶこともある。


≪毎日新聞の記事より抜粋≫

 
 
 
これをきっかけに世の中から化学物質が減少し、人や動物、植物までもが元気で幸せな
暮らしができる時代が来ることを切に願っています。『家工房』はいうまでもなく、これまで
同様、化学物質による被害のない、化学物質を持ち込まない家造りを進めてまいります。

投稿者 家工房 : 2009年10月10日 12:40


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