2011年05月13日

完成から一カ月が過ぎました

震災から二カ月、このお施主様の現場が完成してから一カ月が経ちました。

先日遅れていた建具や玄関外の工事もすべて納める事が出来ました、
震災の影響で未だ住宅設備機器が入らず御不便をおかけしていますが
新しい生活を始められ、私共も少しだけホッとさせていただきました。

すべて完成してからの御写真がありませんので最後に清掃したときのもので
御紹介させていただきます。
 
 
 
トイレです。
 
お施主様自ら製作された手洗い鉢がつきました、
御家族様の手形がかたどってあり幸せの象徴のようで、見ていてうれしく
なりました、鉢の高さに合わせてカウンターの高さを下げたので子どもさん
でも手洗いが無理なくできそうです。

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洗面室です。

大きめの洗面ボールがついています、洗面室は北側に配置していますが
正面の窓から光が差し込み明るい場所になりました。

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ガラス瓦です。

家工房の家にはほとんどの家についているガラスの瓦です。
この瓦のおかげで太陽光線が届かない場所にも光が降り注ぐので、いつも
清潔で明るい空間を保てます。

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和室です。

低い位置に窓を設けました、夏に西風を家中に入れるための重要な窓です。
この窓があることで夏でも快適な生活をおくる事ができます。
意外に知られていませんが、夏の夕方、西から風が吹いてくることいが多い
のです、西日を入れないで風だけを入れる窓を考えます。

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階段です。

リビングの中に降りていくように配置しています、家族の気配を感じながら
子供さんが成長していくのは本当に大切なことだと思います。

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二階です。

手すりの向こうは薪ストーブの煙突用の吹き抜けの空間です。
右側は将来子供さんのお部屋になる予定の場所ですが、今はまだ
仕切りを造らず走りまわれる大きな空間のままにしてあります。

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まだまだこだわりの建具や家具、石を敷き詰めた土間など、ご紹介したい
内容がたくさんありますが、次回、最新のお写真と一緒にお施主様の
お住まいになった感想も交えてお届けしたいと思います。
 
 
 
お施主様、震災の影響とはいえいろいろ御迷惑とご心配をおかけいたしました、
長い間本当にありがとうございました、今後ともよろしくお願い申し上げます。

職人さん、長い間お疲れさまでした、おかげでお施主様に喜んでいただける
家工房の家がまた一つ完成しました。
 
 
 
次回は家工房の家にお住まいになった感想をお聞きしてお届けします。

投稿者 家工房 : 12:20 | コメント (0)


 
 

2011年03月27日

こんなことがありました

東北の大震災から二週間がたちました。

先週から中部地方でも影響がでており住宅設備、断熱材、合板などが
全く流通しない状態になっています。

どれだけ建てればきちんと被災者の皆さんにいきわたるのか、
見当がつかない状態で仮設住宅の建築が始まっているからです。

非常に広い範囲で災害が起きたこと、
想定外の強さの地震が起きたこと、
原発の影響で地元に居られないような状態になっていること・・・、
などが起因して今のような現状になっているのです。

『仮設住宅の建築が最優先』、これは当たり前のことです。

でも私たちは、今、目の前にあるこの現場を安全かつ無事にお客様へと
お引き渡しをしなくてはいけません。
緊急事態とわかっていても現場をうまく正常に動かせる術がなく
ただただお客様にお詫びをするしかありません。
 
 
 

そんな中、現場でこんなことがありました。
 
 
 
関係の職人さんから、『ひょっとしたらあるかもしれないから探してみた』
・・・と連絡をもらったのです。
どこからも流通がとまり、それが無ければお引き渡しができない設備でした。
結果として、一つあったそうなのですがうまく使えるものではなく
手に入れることはできませんでしたが・・・。

今回の事で、一人一人の職人さんたちがどのくらい現場のことを大切に考え
日々仕事をしてくださっているか、再確認したのです。

手には入らなかったけど、こうやって動いてくれていることが私にとって
ほんとうにありがたい事でした。

関係業者の皆さんが力や知恵をもちあい完成するのが家です。
自分の関係していることではないからといって他人事ではなく、
いい家をお施主様にお渡しできるよう、それぞれが力を尽くしてくれています。

これからも『家工房』に関係する職人さんたちはきっとこんな風に現場を
とらえてくれるんだろう・・・、と心から嬉しくなった出来事でした。
 
 
 
この現場のお引き渡しは4月の半ばです。

もしそれまでにこの足りない設備が入荷しなければどうするか・・・、
みんなで知恵を出し合いお客様にご迷惑をおかけしない状態をつくりたい、
そう思っています。

お客さまからも『こんなときだから・・・』とあたたかいお言葉もいただいています。
 
 
 
 
このページは現場レポートを紹介するページですが、
人と人とのありがたいつながりの中でおこったこの日の出来事を
どうしても紹介したかったので主題とは違いますが現場レポートと
させていただきました。

人の力は建築現場の非常事態を乗り越えることさえ可能にする・・・、
いいお施主様、いい仲間に巡り合えて本当に良かった・・・、そう思いました。
 
 
 
 
今しばらく混乱は続くと思われますが、なんとかいい状態で御引き渡しを・・・。

みんなの願いです。

投稿者 家工房 : 14:00 | コメント (0)


 
 

2011年02月27日

現場レポート・・・あと少しで完成です

家の外部がほとんど仕上り、内部の造作に入った現場です。

湿気対策の為に全室にはられる杉板、
湿気は床に近い部分にたまるためこの杉板によって湿気を吸います。
杉は柱一本でビール瓶2~3本分の水を吸うと言われています。

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ユニットバスの搬入作業です。
配管をつなげる作業など、職人さんたちが総動員で取り組みます。

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先日まで何もなかった空間、この空間に階段をかけます。

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階段を掛ける細工をしています。
大工さんにとってもたいへんな作業の階段、
一段一段、段板の差し込まれる部分にのみで穴をあけていきます。

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ほとんどが手作業の大工さんの仕事、どの現場もコツコツ丁寧に仕上げてくれます。

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あと一か月ほどですべての工事を終え、桜の花が満開になる頃には
お施主様のお引越しが始まります。

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(モデルルームの桜も開花しました)

この日はとても温かく、お施主様からの差し入れで
職人さんとお施主様ご家族が一緒に食事をされていました、
職人さんとお施主様のこの近い関係がいい家を造る、そう思います。

お施主様、ありがとうございました、今しばらく御面倒をおかけいたしますが
よろしくお願い申し上げます。

投稿者 家工房 : 14:43 | コメント (0)


 
 

2011年01月13日

23年初レポートです

新年明けましておめでとうございます、
今年も現場レポートをお伝えしていきます。
 
 
 
年明けから寒い日が続く現場です。

寒風吹きすさぶ中、現場はいま外壁の工事に入っています、
杉板のきれいな赤色が印象的です、この赤色は紫外線によって
いずれベージュ色になり、そののち、自身を守るために黒く変色します。

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玄関から反対の窓を見たところです、
この先にお施主様は素敵な坪庭を造ってくださるでしょう、
玄関に立ったお客様や、家に戻った家族を迎える空間です。

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この日の朝、現場の左官屋さんのバケツには厚く氷が張っていました。

こんな寒い日も職人さんは朝早くから作業を続けています、ほんとうに
頭が下がります、お疲れ様です。

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寒い日も暑い日も、作業の手を止めることのない職人さん、
人の住む家が温かいのはすべて、職人さんやそれに携わる人の
こんな日々の努力が実を結んだものだからなんだろうと思います。

 
今年も一年また職人さんたちと一緒に心のこもった温かい住まいを
造っていきます、今年の現場レポートをぜひ、お楽しみに・・・。

投稿者 家工房 : 17:16 | コメント (0)


 
 

2010年12月23日

今年もお世話になりました、現場レポートです

今年最後の現場レポートをおおくりいたします。

寒くなったここ数日、いつもと変わらず現場は朝早くから始まります。
この日は大工さん、電気屋さん、水道屋さんが現場にいらっしゃいました。

私はと言えば打ち合わせを兼ねて現場に入らせてもらうのですが、
職人さんたちの邪魔をするばかりで申し訳ない限りです(^^)
 
 
 
大工さんと電気屋さん。

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大工さんはこの日鴨居(建具の上にくる材料)をいれていました、
実に丁寧に柱を傷つけることなく、ぴったりと納めていました。
熟練された職人の技です。大工さんたちが毎日きちんと現場を
おさめてくれているおかげで家工房の現場はいつもきれいで
整然としています。

電気屋さんは大量のコンセントやスイッチ、照明などの配線を、
家中に配線していました、家工房の家はこの配線を隠すところが
どこにもない構造です、どこからも見えないようにきっちりと配線する
のはたいへん手間のかかる仕事です、この10年、この電気屋さんに
よって家工房の家の配線はきちんと守られています。
 
 
 
水道屋さん。

床下のわずかな部分にもぐって水道の配管や排水管をつなげていました、
床下で見えなくなる配管をきっちりつなげていきます、電気もそうですが
水道も重要なパイプライン、生活をするうえで要の工事です。
地元の職人さんの普段は見えない努力によって生活が守られます。

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【この日の現場】

薪ストーブの煙突を通す吹き抜けが姿を現しました、
二階から下をのぞける楽しい空間になります。

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二階の床ぐみができました、この上に桧のフロアーが張られます、
朝日が差し込み、整然と並んだ材料は見ていてすがすがしいです。
 
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さて・・・、

今年もお世話になりました、おかげ様で家工房のお施主様は
今年度、60棟(リフォームのお客様を含みます)を超えました。

何もない小さな小さな会社は、皆様に支えられ設立12年を迎える
事ができました、心より御礼申し上げます。

この先も会社ができたときと変わらず、一歩一歩前進し、お施主様
皆様に必要としていただける会社で居続けたいと思っております。

職人さん、関係業者の皆様とより良い現場づくりに力を注ぎながら
お施主様のご家庭の幸せが、家工房の家でまた一つ増え、大きく育つ
年になりますよう努力を重ねてまいります。

どうか来年も変わらずお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます。
 
 
 

職人さん、関係業者の皆様、今年も一年お疲れさまでした、
お施主様皆様に造り手の気持ちが伝わる家を造っていきたいと思います、
来年も本年同様よろしくお願い申し上げます。
 
 
 
皆様どうか良い年をお迎えください。
今年の夏、ご挨拶をさせていただくことが出来ずにご無礼をいたしました、
年末ギリギリになると思いますが、ごあいさつに回らせていただきます、
お困りのこと、お気づきの点などあればぜひ、お話を頂戴したいと思います、
勝手ながら、あらかじめ御約束をせずにお伺いいたします、ご迷惑を
おかけいたしますがお許しください、よろしくお願いいたします。

投稿者 家工房 : 19:02 | コメント (0)


 
 

2010年11月06日

新しい現場です、よろしくお願いします!

**現場の御紹介の件数が増えてアルファベットがうまく当てはまらない為
   アルファベットのご紹介の方法を変えてあります、ご了承ください**

初秋より新しい現場が始まりました、お施主様よろしくお願いします。

これまでの現場の流れを御紹介します。
現在は中間検査をひかえ静寂に包まれています。
 
 
 
現場の着工をひかえ地盤を調査します・・・、超音波検査法です。
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地鎮祭です。
土地の神様に工事期間中の安全と御家族のご多幸を祈願します。
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基礎の工事が始まりました、整地をして地盤を固めます。
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基礎の背筋工事が終わりました、ここで検査を受けます。
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型枠ができてコンクリートが入りました、型枠を外すと基礎が見えます。
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建前の前の日、土台がひかれました、ここに柱が明日たちます。
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建前、当日。お施主様と棟梁で御神酒をまきます。
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屋根を支える丸太、要の横架材です。
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小さなお施主様、この家で素敵な未来を迎えてくれるでしょう♪
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お施主様、休憩時間のお茶を準備していただいています。
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建前のこの日、1日で家の骨組みがすべて建ちます。
お施主様にとっても家工房にとっても心に残るすばらしい1日です。
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『棟』という材料が梁のうえにあがると建前の終了です、
お施主様にお札を棟にくくりつけてもらいこの日の作業を終えます。
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建前翌日、屋根仕舞いの作業です。
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建前が終わると壁の中心にくる『こまい』という竹を組んでいきます、
竹をわら縄で結わえることで壁の強度があがります。
家工房の壁はすべてわら縄で編んだこまいを使っています。
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この時点で屋根の上には瓦がのり壁と屋根の形が完成します。
数日後に中間検査という建築基準法にのっとった検査が行われます。
瑕疵の保証の保険に加入するための検査もこの頃に合わせて行います。

検査が終了するといよいよ土壁を左官屋さんが付けていきます。

次の現場紹介では左官屋さんが縦の平面に泥をつけていく様子を
御紹介したいと思います、お楽しみに!

お施主様・・・、
建前から数日間、現場に毎日脚を運んでくださりありがとうございます。
職人さんもお施主様のお顔が見えることで励みになると思います。
これから約半年間、完成まで職人さんと一緒に頑張ってまいりますので
どうかよろしくお願いします。

末筆になりました・・・、
建前の際にはたいへんなお心遣いをいただきありがとうございました、
職人さんを代表して心より御礼申し上げます。

 
 
家工房の家はお施主様の代はもちろん、次の世代へとそのままの形で
継承していただける家です、長い年月をかけ大切に育てていただきたい、
そう思っています。

投稿者 家工房 : 17:24 | コメント (0)